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【コラム】太陽光パネルの「過積載」とは?

2023.11.27お知らせ 太陽光 循環型発電

ご覧いただきありがとうございます!水戸本社の鯉渕です!!最近は日中と夜の寒暖差があるので体調には十分気を付けてお過ごしください(^-^)

早速ですが皆様、太陽光パネルについての「過積載」という意味はご存じでしょうか?我々は仕事柄何気なく当たり前に使っている言葉ですがこの意味を知っているのと知らないとでは、その後の太陽光の運用と経済効果に大きな差が生まれてしまいます( ;∀;) 知らない人やこれから太陽光を検討される方ぜひ最後までご覧ください!

簡単に申し上げると太陽光発電における過積載とは、「パワーコンディショナー(以下、パワコンと略します)の容量よりも多くの太陽光パネルを設置することです。

つまりパワコン容量に対して何枚のパネルを設置するのか、または太陽光パネルの合計容量に対してパワコンを何台設置するのかという「設計」の話になります。

【メリットその①】過積載のメリットとして、発電量が増えることです。過積載の場合、季節・天候などの発電条件が良好で日中の時間帯は、パネルの出力がパワコンの容量を上回るため、発電量がカットされます。しかし、発電条件が望ましくない日や、朝と夕方の時間帯は発電量が高まるため、全体を通じた発電量は増加します。

【メリット②】設備を効率よく利用できることも過積載のメリットです。太陽光発電は季節や時間帯によって発電量が変化するため、発電量がパワコンの最大容量に満たない時間帯が存在します。過積載ではない場合、最大容量に満たない時間が長く設備コストが無駄になります。過積載にした場合、パワコンの稼働率が上がり、設備コストの費用対効果が高くなります。

【デメリット】季節・天候などの発電条件が良好な場合、発電量がカットされてしまうことがデメリットです。過積載はパネルの容量がパワコンの容量を超えている状態です。発電条件がよく、パネルによって多くの発電量を生み出せたとしても、パワコンの容量を超えれば、超過分を捨てることになります。

上記のことからご自宅で検討する太陽光パネルの向き(方位)や角度によって過積載のバランスが見えてきます。ですので一概に過積載を絶対にした方が良いということではありません。

ほんの一例ですが、どの程度過積載がなされているのかを表す場合、「過積載比(率)」が用いられます。例えばパワコンの最大出力が5.5kwだとして太陽光パネルが6.5kwとします。そうすると過積載比は約118%となります。

このようにお客様それぞれの設置条件の中で適切に過積載を採用すれば、過積載をしない場合と比較しても経済効果に大きな差が生まれる場合もございます。

ぜひ太陽光パネルの設置を検討するのなら過積載も視野に入れてみてはいかがでしょうか(^^♪ その際はぜひお気軽にお問い合わせください。

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